南雲吉則さんという方をご存知でしょうか?

「50歳を超えても30代に見える生き方」という本の著者で、タイトルどうり衝撃的に若い見た目を持つお医者様です。

1日1食しか食べないなど、独自の食事法が、テレビや雑誌などで紹介されているのを、見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。

その食事法のひとつに「食材をまるごと食べる」というのがありました。

まるごと食べることにより、完全なバランスの栄養素が取れる。

たとえば魚だったら、皮ごと骨ごと頭ごと。
野菜だったら、葉ごと皮ごと根っこごと。

1つの命をまるごと食べる。

それこそが完全栄養の摂取になるのだそうです。

果物などは皮をむいたら、すぐに傷んでしまいますよね?

それはなぜかというと、野菜や果物の皮が、虫の侵入を防いだり、植物の酸化を防いだり、みずみずしさを保つ働きをしているからなのです。

逆を言えば皮にはそれらを防ぐ成分、つまり人間で言うと、老化を防ぐための成分がたくさん含まれているということになりますよね。

とても納得出来る理論だったため、それを知ったあとは、なるべく何でもまるごと食べることを意識しています。

農薬のリスクより、得られる栄養の方が多いようではありますが、外国産は避け、国産、なるべく無農薬を選んだ方が安心です。

桃や柿、いちじく、牛蒡や蓮根などは皮ごと食べた方が美味しくて驚きました。

カボチャ料理なども皮の緑がアクセントになり、見た目にも美しく、食感の変化も楽しめましたよ。

魚の頭や目には栄養がたっぷりつまっているので、まるごと食べやすいシシャモや小魚などを選ぶようにしています。

またナッツなどの豆類も、積極的に摂ると良いそうです。

この方法には実は別のメリットもあります。

そう、料理のカサが増える!
生ゴミが減る!

身体にも家計にも環境にも優しい、まるごと食べ。

興味のある方はぜひお試しください(^^)