準備・片づけ・手続きを一通りおこない、いよいよ引っ越し当日を迎えた時、どんなに準備していても心配事やトラブルに遭遇するときって結構ありますよね。そこで、「当日はここだけは確認しておいて」というポイントをまとめてみました。
引っ越し業者への指示
引っ越しが初めての場合は、業者さんの動きの速さに驚かされる場面があると思います。初めての方にはなれない作業ですが、業者さんはプロなので何度も引っ越しを経験されており、手際の速さとパワーが圧倒的に違います。うっかりしていると、あっという間に荷物が搬出され、ゴミとして置いておいた段ボール箱も一緒に積載されてしまったり、掃除道具を運ばれてしまったりと面倒なことが起こる場合があります。
そのような場面にならないように、業者さんが来たら何をどのように積載するのか、また、箱に記載してある指示通りに転居先のどの部屋に運んでもらうのかなど、詳しい指示を送る必要があります。この指示がないとあっという間にすべてをトラックに積載され、あっという間に新居に運ばれてしまう場合があります。
せっかくお金を払って引っ越しを手伝ってもらうので、お互いに気持ちよく作業ができるようなひと工夫として、より具体的な指示書を準備してしっかりとお伝えすることができると、快適な引っ越しができます。
ご近所への挨拶
最低限のおつきあい
ご近所という概念は人それぞれ違うと思います。とくに、集合住宅ではお隣、お向かい、上下階の人など、どこまでご挨拶するかは非常に難しい話です。しかし、普段から会話や挨拶をしている人への挨拶はやっておくべきだと思います。とくに、町内会等の案内や役割を担っていれば、よりご挨拶はしておいたほうがなにかとトラブルに巻き込まれることなく必要です。学生さんで、そもそも周りとのお付き合いが全くない場合は別ですが、ご近所と挨拶できる関係を構築しておくことは、意外なメリットが結構あります。
各種お支払い
電気料金支払い
電気は、引っ越し当日まで必要になることと思います。そのような場合、引っ越し日にブレーカーを落とし、電力会社に利用停止を伝えることとなります。
また、同時に新居の電気利用開始の手続きも併せて必要になるので、前もって手続きをしておくことがポイントになります。
ガス料金の支払い
引っ越し当日までガスを使う場合は、同じくガスの元栓を閉め、都市ガス、もしくはプロパンガス会社へ利用を停止する手続きが必要になります。電気と同じく、新居でも必要な場合は地元のガス屋さんとの契約が別途必要な場合や、都市ガス等の利用手続きが必要になります。
水道料金の支払い
水道も引っ越し当日まで使う場合がありますので、引っ越し終了後に支払い手続きと利用停止手続きが必要です。電気・ガスの手続きと同じく、新居での利用がありますのでそちらの手続きも準備しておきましょう。
まとめ
ご近所への挨拶は地域の状況や環境によりいろいろあると思いますが、少しでもお世話になったり面倒を見てもらった経験があるのであれば、しっかりとご挨拶をしておくことをお勧めいたします。またライフラインの支払いを済ませ、新居での利用手続きをしなければいけないのですが、万が一利用停止を忘れてしまうと大家さんや業者さんにご迷惑をかけることにつながります。しっかりと手続きをするようにしましょうね。
なお、さらに「引っ越し直前の準備事項」というページも用意しておきました。こちらも併せてごらんください。