終活

今日、フジテレビのとくダネで終活の話題が出てました

その中で紹介されてた気になる内容は、「墓じまい」「実家の墓には入らない」「子供たちに迷惑をかけたくない」という内容です。

そもそも「終活」という言葉を聞く機会は少ないとは思いますが、団塊の世代が定年を迎えて高齢化社会に突入している今、東京に限らず各地で高齢者が非常に多く住まわれています。

一族同居型で2世帯・3世帯で生活されているのであれば気になる部分は少ないと思いますが、核家族化した現代社会では非常に大きな問題となりつつあるのは間違いありません。

とくに、子供と別居しているご夫婦の二人暮らし、もしくは一人暮らしの場合は、さらにこの問題は大問題になってます。

以前にも「老人の一人暮らし」という記事を書きましたが、長い間連れ添った方が独りになったり、そもそもお独りで暮らしている方が抱えている不安であったり、「終活」というのは、万が一があったときに、亡くなる前に自分の望みをかなえるための準備を「終活」といいます。

墓じまいとは

そこで、私が気になった言葉の一つに「墓じまい」という言葉がありました。

墓じまいとは、代々受け継がれてきたお寺のお墓の管理をやめるという意味になります。本来お墓の管理は、そのお墓があるお寺と檀家として取り決めを行うことが一般的な管理方法です。(あくまで一般論です。地域によっては別な場合もあります。)

そこで、代々受け継ぐことが難しくなった場合に、檀家をやめるという選択をすることが「墓じまい」です。

檀家をやめる理由は様々あると思いますが、一番多く耳にする内容は今お住まいの場所からお墓参りをするのが大変になった場合です。

距離的な問題もあれば、年齢とともに身体が言うことを聞かなくなってきた場合、また、その苦労から子供たちに迷惑をかけたくないというお話を耳にします。

いずれにせよ墓じまいを考えるには、一言では言い尽くせない思いやお考えが有るのだなといつも思います。

終活で大事なポイント

そこで、番組でも紹介されていましたが、今は「終活ツアー」というのがあり、東京都内のお墓でも樹木葬やコンパクトなお墓のサイズの紹介など多岐にわたるようです。

コンパクトなお墓はテレビを見る限り、10センチ×10センチ位のステンレス製のパイプにお骨を入れて埋葬されるものでした。

番組のインタビューでも、「おひとりサイズなのでなんか寂しいな~」というご夫婦の話が印象的でした。

このように、今のうちから自分の最後の瞬間からお墓に入るまでをご夫婦でお話しできている事は凄いなと思いましたが、実際は、こちらのような問題もあるようです。

  • 家族で話ができない
  • 夫婦で話ができない
  • 認知症になりかかっていて不安がある
  • 独り身なので相談できない
  • 子供には迷惑をかけたくない

いずれの問題も非常に大事な問題です。できれば、しっかりとした対応ができるよう周囲の人に相談しながらしっかりと対応したほうが良いと考えています。

そこで、もしかしたら今後は増えていくかもしれませんが、地域によっては自治体が終活のサポートをしている地域があるようです。

費用を抑えて、亡くなった後に火葬・納骨から埋葬まで管理してくれるようです。

またお寺さんだけではなく、墓石屋さんが仲介していろいろとアドバイスとして教えてくれる事もあるようです。

とにかく、とてもデリケートな問題であり考えたり準備をするのが難しい問題です。でも、必ず起こりえる事だというのが終活なのかもしれません。

私はお客様の不用品を回収させていただいたり買い取らさせていただくのがお仕事ですが、中には遺品整理のご相談を受けることがあります。

お寺の宗派やご実家のお寺の問題は本当に人それぞれのお考えや実情がある中、万が一に備えて対応できた場合と、突然のことでパニック状態で我々を呼びお手伝いをさせていただくこともあります。

特に、お独りで生活されてたい状況で亡くなり、息子さんが遠くに住まわれていて7日間だけ会社を休み、ご葬儀の段取りから埋葬まで執り行い、役所の手続きやお住まいの退去まで短い期間で対応しなくてはいけません。

この様な状況でのご依頼の時は、本当に心中をお察しする部分が多く、箪笥や引き出しから出てくる昔の写真などを見つけると、ご依頼のお客様とともに涙をもらうときもあります。

万が一が想像できていた場合とそうではない場合では、お片付けの流れも変わるものです。

ただ、この時感じるのは、もし自分にも万が一があったらどうしようかと言う事です。

  • 部屋はきれいかな?
  • 大事なものはどう引き継ごうかな?
  • 保険や契約していた○○はどうなるのかな?
  • 息子たちはどうしてくれるのかな?

色々と思うところはありますが、事前に準備対応できるようにしておくことは大事だと気付かせてくれます。

この事前に対応しておくことや準備をすることが本当に必要な「終活」の第一歩だと思います。

インタビューの中でも、「病気を患い身体が思うように動かなくなって、将来ひとりでこのまま生活していて不安になる」というお話がありました。

いろんな意味で、病気や事故はいつ起こるかわからないものです。できる準備はしっかりとして、快適に安心して生活できるように自分も心掛けていこうと思います。

そこで、当社はそんなお部屋のお片付けのお手伝いもサポートしております。

終活のために、不用な家具やベッドの処分、お部屋丸ごとの模様替えもお手伝いしております。

ご夫婦で動かしようもないような大型家具の移動や処分も対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

墓じまいの問題

過去の作業事例

 

2DKのマンションのお部屋の不用品全処分、遺品整理、片づけのご依頼をいただきました。

お部屋の不用品、ごみ全処分しました|葛飾区堀切|遺品整理

遺品整理・不用品処分・片付けのご依頼|東京都江戸川区西小松川|アパート2K全処分

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